日本のスナック
記事のドイツ語の版ここです。
ドイツ人にとってのミューズリーバーやロードオーツクッキー、ライ麦で作られた黒パンのような健康によいスナックは、言うなれば日本人にとっての、乾燥させたタコの足や、丸ごと一匹のイカ、その他乾燥させたり、つき刺したり、束ねたりした小魚のようなものだ。
時折、(乾燥されて)長持ちさせられることになった海の生き物の複数の目が、彼らが入れられた袋の中から感じの悪い、とがめるような目でこちらをじっと見つめている。
小魚はその大きさに応じて袋に詰めこまれる。
だから、そこにはこちらを絶え間なく観察するとても多くの目がある。
たいていの海のスナックは、硬くて、しなやかで丈夫なので、歯や咀嚼するための筋肉にとってはよいものだと言えるだろう。
それらは素早く簡単に食べられるスナックではない。実際、1本のタコの足を食べ終わるまでにはそこそこ時間がかかる。
これらの製品には、もちろんカルシウムのようなミネラルが豊富に含まれている。
小魚はある一定の大きさから、ヒレや内臓も全てのそのままで1つの製品になっている。 „小魚丸ごと一匹が1つのスナックなのだ“
注目に値するのは、魚の嫌な味や香りがしないということだ。
全ての製品は、それぞれまろやかで食べやすい味だ。そして、いつものように日本料理は全てかなり薄い塩味になっている。これらは急にお腹が空いたときにも、太らないためにも、そして健康的に栄養補給するためにもぴったりのものだ。
しかし、それにも関わらず、私はそれらのスナックの横に手を伸ばし、ドイツの サラミである„BIFI“の日本版を買ってしまう。
主な商品はこちら
○焼いたウルメイワシ
○乾燥させてカットしたイカ
○アーモンドと小さな乾燥イワシ
○乾燥させてカットしたイカにコショウがまぶされたもの
○ビーフジャーキー
○丸ごと乾燥させた小さなイカ
○皮が付いたまま乾燥させた北海道のサケ
Übersetzer: Okubo 著作家
記事を読みました。
とても面白かったです。私達は酒と一緒に食べるものというイメージがありますが、スナックなのですね。最後の“サラミを食べてしまう“というのは笑ってしまいました(^o^)
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